ガードルの正しい履き方 - 下着のプロが徹底解説

22/1/25 07:21
Written byさや


ガードルの正しい履き方

 ガードルに履き方なんてあるの?!

 と思った方もいらっしゃると思います。正しい履き方をすることで日常のガードルの履き心地がより快適になったり、購入前の試着でサイズや体型に合ったガードルかどうかをチェックすることができるんです。

 下着メーカーで働く下着大好き女子、さやが今回はガードルについてお話させて頂きたいと思います。

 まずガードルってどんなものがあって、具体的にどのような履き方をすればいいの?というところをご説明していきます。


1 ガードルの種類と効果


 みなさんはガードル、どのような基準で選んでいますか?

 “お尻が垂れないようにするため”“お腹を引き締めてくれるもの”など、美しくなりたいみなさんの期待する効果を求めて購入される方が多いのではないかと思います。

 もちろん、みなさんが期待する効果を叶える商品は世の中にたくさんあります。ガードルを作っているメーカー側から、たくさんの機能をうたっていたりしますが、その大前提に、ガードルって基本的にはこんな種類があるんですよ、という部分をお伝えします。

 ガードルの丈は大きく3つ、ロング丈、セミロング丈、ショート丈
 履きこみ丈は大きく2つ、ハイウエスト、ジャストウエスト

 履きこみ丈に関しては、10年ほど前はローライズタイプも存在しましたが、現在はほとんど見かけません。


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ガードル丈
履き込み丈



 なぜこんなに種類があるのか。これは補正したい箇所によって使い分ける多様性と、お洋服によって使い分けるように様々な種類が開発され店頭に並んでいます。

 例えば、太ももの部分をスッキリ見せて太ももの間に隙間ができるように見せたいのであれば、ロング丈をチョイスすれば太もも部分をカバーして着圧機能が太ももをスッキリさせてくれます。

 下っ腹をスッキリ見せたいなら、ハイウエストをチョイスし、おへそより少し上までカバーし、スムージングさせてくれます。

 お洋服に合わせるなら、マーメイドラインのスカートを履くときは、ロング丈で膝上までしっかりカバーしてくれます。

 ショートパンツやミニスカートの時にお腹を抑えたい時はショート丈の物をチョイスするとガードルが見えることなく、お腹をスッキリ見せてくれます。

 また、意外と知られていないのが、ガードルは1枚履きすることができるものがほとんどです。

 見分け方は、クロッチ部分(股部分)に、綿の素材が使用されていることが1枚履きできるガードルです!1枚履きだと、ショーツを履いて、その上からガードルを履かなくても、ショーツの代わりとなってくれます。

 お手洗いの時に、ショーツを履いてガードルをあげるとショーツの裾がくくるくるなったりする煩わしさから解放されたり、ショーツのラインがパンツ(ズボン)にくっきり響く、なんてこともありません。

 ガードルにはパワー(着圧)の種類があります。
 ハードタイプ、ミディアムタイプ、ソフトタイプなど、メーカーによって言い方は異なる場合がありますが、パワー段階を細かく刻んでいる商品もあります。しかし、大きく分けると3タイプになります。

 体型や、叶えたいシルエットや機能に応じてチョイスしてみてください。


2 ガードルの正しい履き方


2−1 ガードルの正しい履き方手順



 ガードルなんて履くだけでしょ?と思う方がほとんどだと思います。

 しかし、店頭に行って店員さんから履き方のアドバイスをきちんと聞くと、丁寧に教えてくれたり、正しい履き方の冊子があったりと、結構情報は発信されていますが、広く知られていないのが現状です。


 では正しい履き方の手順を、5ステップ、写真を交えてご説明いたします。


①ガードルのウエスト部分を折って、しっかり両手でつか み、足を入れてウエストまで引き上げます。


ガードルのウエストを折る
ガードルを引き上げる


 この時注意したい事は、ネイルが長かったり、鋭い爪になっていると、ガードルの着圧と引き上げる力で、ガードルに突っ込んでしまい、破れる恐れがあるので、爪が刺さらないように注意してください。因みに私はネイルが長いまま気にせず引き上げていたらガードルの生地が薄くなっていき、破れてしまったことが数回あります。涙


②ウエストまで引き上げた流れで、そけい部にガードルがしっかり当たるところまで合わせる。 前後左右のウエストを持ち、ウエストを整える。


ガードルをしっかり引き上げる、正面
ガードルをしっかり引き上げる、側面


 ここがうまくできていない人が多いので、要注意です。
 そけい部とは、足と股の付け根部分の事ですが、そこに隙間ができていると、なんだか気持ち悪く感じ、 お尻部分も下に引っ張られる感じになってしまいます。

そけい部がしっかりフィット


 指を刺している部分は、しっかりガードルをあげてください。よくタイツを履く時に力士のシコ踏みみたいな姿、みなさんはしませんかね?笑
 あんな感じで履くとフィットしやすくていいと思います。


③手をガードルの中に入れて、左右のお尻を片方ずつ下から上へ持ち上げ 、ガードルでキープする。


お尻のお肉を持ち上げる


 ガードルにはヒップをあげて見せてくれる機能のものが多く、この一手間があるだけで、お尻の位置が全然違います!
 ガードルの種類によっては内側にヒップアップ用の当て布がついているものもあり、その位置をヒントにお尻 を持ち上げた時にガードルをピッタリ合わせてキープすると履きやすいです。

ショーツの上にガードルを着用する場合(2枚履き)の注意点
 スタンダード型のショーツを下に履いている場合は、ショールの裾がくるくると丸まってしまい、くっきりラインが響いてしまったり、座った時に違和感を感じるたりするので、ここでショーツの裾もス ムージングさせることも重要です。2枚履きする時はスタンダード型より、Tバックを履くとこの煩わしさも無いのでおすすめです。


④最後は裾を整えて、綺麗にスムージングしている状態にします。



ガードルの裾を整える




⑤最後に、ちゃんと履けているか、サイズや形が自身に合っているか確認します


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ガードル着用・正面
ガードル着用・背面


 購入前の試着の時に是非試してほしい確認方法は、屈伸運動を 2回、ひざ上げ運動を左右2回ずつ行い、下記のチェック項目を確認してみてください。


2−2 快適に着用できているかチェックポイント





 ご説明した運動後にこのリストをチェックする事で、日常生活での動きに対して、ずれ上がったり、食い込んだりしないかをチェックする事ができます。 もしチェック項目に引っかかり、気になる場合は、サイズやガードルの形が自身に合っていないかもしれないので、 店員さんに聞いてみ るのもいいかもしれません。

3 ガードルまとめ

 ガードルの着用方法、いかがでしたでしょうか?
 意外と知らなかったという方も多く聞くので、是非参考になれば嬉しいです。
 私は10枚ほどガードルを持っていますが、 お洋服に合わせてガードルのパワー感や、ウエスト履きこみを使い分けて使用しています。
 ガードルは補正として、という認識が広く知られており、私自身が下着の開発をしていた時に、10年間ガードルを日常的に履き続けた方と、全く履いた事のない方のヒップの形や位置を比較したことがありますが、大きな違いがありました。
 美しくあり続けたいと思う気持ちを大切に、これからもガードルを履いていきたいと思います。



#ガードル



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